転職の前に考えること
転職の前に考えるべきことは、なんといっても、転職の目的でしょう。転職の目的がはっきりしていなくて、成功するわけがありません。
また、目的が不明瞭であればあるほど、履歴書や職務経歴書の焦点がぼけます。
よく目的を絞って行動におこしたいものです
さて、転職の目的は、年代にもよりますが、若い方の場合ですと、キャリアアップの実現になるでしょうか。キャリアアップにはもちろん報酬アップ、待遇アップも含まれます。
日本のプロ野球選手がメジャーリーグへ行ったり、サッカー選手が海外クラブに行くのも同じですね。
特にプロ野球選手は、FA(フリーエージェント)権を獲得するのに10年もの間、待たなくてはならないのです。もちろん、その間、第一線で、働いていないと、FA権をとってもメジャーからお呼びがかからない、なんてことになります。
このように成功する転職とは、転職の目的がしぼられていることを前提として、新しい会社で、あなた自身のキャリア・資質を提供できることです。このように、会社と人材がピタッとマッチすれば、win-winの関係になります。
これは、なにも、今の会社での不満を我慢せよ、というわけではありません。
自分がなにを不満に思っているのか、労働対価としての給料が安いのか、はたまたポストがつまらないのか、をしっかり分析します。
自分の実力を把握した上で、他の会社にいけば、自分のもっている得意分野が本当に生かせるのか、報酬は本当に上がるのか、給料が上がっても労働環境は劣悪になっていないか。。
このように日頃の不平や不満でも、その中から自問自答することによって、転職本来の目的に転化させることができます。
転職を考える前に、得意分野や転職の目的をしっかり把握してから、転職活動を始めるべきでしょう。
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